2017年に製造する復刻版の清涼飲料水のネーポンのシロップについて

田中 (たなか)といいます。

今回は、2017年に製造しようと思っているネーポンの特徴について書こうと思います。

ツルヤ食料品研究所で製造されていたネーポン

ネーポンは、1955年くらいに、兵庫県の、有限会社ツルヤ食料品研究所の上田豊 (うえだゆたか)社長によって発案され、2017年まで、有限会社ツルヤ食料品研究所によって、販売されていた瓶詰めの飲料です。

ネーポンが発明された、1955年当時の清涼飲料水の原材料といえば、水、砂糖、香料、クエン酸、着色料の組み合わせで製造されていたものが多かったそうです。

子供達に少しでも良いものを飲んで欲しいとの思いから、ネーブルとポンカンの天然の果汁を使用し、果汁10パーセント入りの瓶詰めの清涼飲料水として発明されました。

その後、豊さんが亡くなられてからは、奥さんの上田安子 (うえだやすこ)さんが、2017年まで製造されました。

しかし、ツルヤ食料品研究所の主力製品は、決してネーポンという訳ではなく、瓶詰めの甘酒、ぜんざい、冷やし飴でした。

ネーポンは原料が高く、作っても、あまり儲からなかったそうです。

ですので、ネーポンは、本当に儲けるためというのではなく、ボランティアに近い気持ちで製造されていたそうです。

テレビ番組などでネーポンが取り上げられるようになる。

1990年代に入ると、中島らもさんの著書、西方冗土 (さいほうじょうど)、テレビ番組の探偵ナイトスクープ、たけしさんまの世界超偉人伝説で、ネーポンが取り上げられます。

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当時の番組を見て、私もネーポンの存在を知り、ネーポンが販売されていた、アジアコーヒ日の出通り店に、私も飲みに行きました。

かなり面白おかしくネーポンが取り上げられたため、ネーポンの知名度は全国的になりました。

(しかし製造者の気持ちとしては、本当にいい商品を頑張って作っているのに、こんな笑われるような扱いをされてと、あまり快くは思われていなかったそうです。)

兵庫県神戸市にあった、ネーポンの工場へ行ってみた俺

その後、僕 (田中)は、2015年頃に、再びネーポンを求めて、ツルヤ食料品研究所に遊びに行き、ネーポンを一人で製造されている上田安子 (うえだやすこ)さんにお会いし、話をしたところ、「もう来年でネーポンをやめる。」と言われていたのですが、最後に、インターネットを使って、ネーポンの販売をしてみました。

もうすぐネーポンがなくなります。的なことを書いて売りました。

正直、大して、儲からなかったとは思いますが、でも、全国からネーポンの注文が入ったり、新聞やテレビなどで、ネーポンが再び取り上げられるようになりました。

大して儲かりはしませんでしたが、かなり楽しかったです。

売るならもっと頑張れよって話だと思いますが。

ツルヤのおばちゃん (上田安子さん)は、非常に仲良くしてくれました。

で、いやー。ありえないことなんですが、「あんた、そんなにネーポンが好きなら、またお金持ちになったらネーポン作りな。」

って言って、ネーポンのレシピを教えていただきました。

他に、きちんとスーツを着た、営業マンみたいな人もネーポンを譲ってくれって言いに来てくれたそうなんですが、事もあろうに、フーテンの寅さんみたいな、ぐうたらな俺に権利を譲ってくれました。

譲ってれた理由は、「あんたが一番本当にネーポンを好きだと思うから。」

という理由でした。

そのくせ、その後10年間何もしてなかった俺。

今年こそは真面目に頑張ります。

きちんと、ネーポンを製造して、いくらか恩返ししたいです。

2017年に製造予定のネーポン

今年は、やっとネーポンを作ることにしました。

本当今更です。

今更ネーポンなんて作って売れるのか?

欲しい人なんていないから潰れたんだろ?

そういう気もしないではないですが、俺はやっぱりネーポンが好きなんで作ってみます。

売れなくても、儲からなくても作ります。

作ってみないことには、売ってみないことには、それもわからないんだけど。

はじめは僕は、たけしさんまの世界超偉人伝説を見てネーポンを知り、ネーポンという絶妙なネーミングに惚れ、ネーポン自体は過小評価してましたが、飲んだらやっぱり、かなりとんでもなく美味しいんです。

やっぱり作らないと。

いいものは消えちゃならんと思います。

ゲゲゲの女房のドラマで聞いたセリフ、「本物は消えない。」

が心に沁みそう。

んで、やっぱり製造するとなると、お金が結構かかるところが多かったんですが、今回結構小ロットから製造できて、試作品も無料で作ってくれる会社に出会い、作ることができそうです。

今回のネーポンはシロップという形で製造します。

当初は、瓶のネーポンを作りたいだとか、現代風に缶とかペットボトルで作りたいなとか思っていましたが、今回は、シロップという形で販売します。

今回以前も、ネーポンの試作品を頼んだ会社が何社かあり、申し訳ないことをしたと思っています。

無料で試作品作ってもらったのに、金を用意できずに、ただでジュースを飲んだだけになっちゃいました。

あ。

話逸れた。

えっと、話を戻しますと、今回は、シロップでの販売となります。なんでシロップ?かというと、製造に係るコスト面と、利便性を考えたら、シロップっていいなと思ったからです。

4倍に水で薄めると、ネーポンになるというネーポンのシロップ (原液)を販売します。

多分600mlの瓶での販売になると思います。

4倍に薄めるので、600mlの瓶、一本で、2400mlのネーポンが作れる訳です。

つまり、600mlの瓶一本で、以前の200mlのネーポン12本分が作れるのです。

これなら、家賃払って倉庫を借りたりしなくても、狭いアパートにも置けます。

要するに、カルピスの原液的なやつです。

ネーポンシロップの試作品作り

で、ネーポンの試作品を何度か工場に作ってもらったんですが、なかなか元々のネーポンらしい味にならないんです。

「こりゃ困ったな。やっぱり、ネーポンの香料の会社も潰れてるし、もう同じようなものは作れないのかな」

と思っていた時に、facebookで、アートスクール時代の友人 (三宅くん)から連絡が来ました。

なんと、2007年頃の冷蔵庫で保管されていた状態のいい、ネーポンがあるというのです。

というわけで、そのネーポンを工場に送ったりして、かなりネーポン感のある、かなり美味しい試作品が出来上がりました。

完成品は、もっともっと確実に昔のネーポンが再現できそうです。

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